用意すべきもの

PICマイコンにプログラムを書き込むためには、次に掲げるものが必要になります。

@パソコン
 いずれの作業にもパソコンが欠かせません。WindowsパソコンでOSはWindowsMe以降のものが
 望ましいです。パソコンのスペックはそれほど気にしなくて良いでしょう。
 ただし、現在はPIC自身が次々と進化(新しい製品が登場)し、それに伴ってAやBも バージョン
 アップしているので、最新のものに取り組むとなると、パソコンもWin XPといった ものが必要に
 なるでしょう。

AROMライター
 PICマイコンにマシン語のプログラムを書き込むための装置です。勿論PICマイコン製造元の
 マイクロチップテクノロジー社純正のものもありますが(PIC KitU等)、他のメーカーからも
 いくつか製品は出ています。インターネットで探せばいろいろ見つかるでしょう。トップページで
 紹介している三冊の本では、いずれも秋月電子の「AKI-PICプログラマー」を用いています。

Bプログラムを作成しそれをマシン語に翻訳するためのソフト
 プログラムを作成する言語に何を用いるかで決めることになります。アセンブラが一番一般的
 ですが、C言語やBASICを用いることもあります。トップページの左の二冊の本では、
 「AKI-PICプログラマー」に添付された独自のアセンブラを、一番右の本ではマイクロチップ社の
 アセンブラ(「MPLAB IDE」という開発用のソフトに含まれる「MPASM」)を用いています。
 「MPLAB IDE」はマイクロチップ社のホームページからダウンロードします(無償)。
 C言語は製品版として売られているものや(一般的にかなり高価)、お試し版として無償のもの
 など、いろいろあります。BASICは、「PICbasicPro」が良く知られていますが、こちらもかなり
 高価です。いずれも、インターネットですぐに見つけられるでしょう。(PIC および CとかBASIC
 で検索)
 
C参考となる書籍
 これが一番肝心とも言えるかも知れません。現在では数え切れないほどの本が出版されています。
 当然ですが、まずは内容がA、Bとマッチしていなければなりません。あるいは書籍に合わせて
 A、Bを選ぶことになることが通常といえるかもしれません。欲張って本格的なものを選ぶと、
 分からないことにぶつかり、挫折してしまいかねません。できるだけ平易に説明されているものを
 選ぶと良いです。本格的な参考書はその後でも決して遅くはありません。

                                     

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