「PICマイコン完全マスター」
<本書の特徴>

   本書は、小学生からお年よりまで誰もがPICマイコンになじめるように
   なることを念頭にまとめました。以下はその特徴です。

・アセンブラは「MPLAB IDE」の「MPASM」を用いた。
 これはPICマイコン製造元のマイクロチップテクノロジー社が無償で提供する
 PICマイコン開発のためのソフトなので、最も一般的な(Webなどで情報交換
 しやすい)プログラム言語です。

・少々分りにくいプログラムの書き方を詳細に解説した。
 PICマイコンは少し分りにくい構造をしており、そのために上記アセンブラのプ
 ログラム言語も分りにくい面があります。本書では初心者がつまずきやすい
 構造と言語の関係を詳しく解説しました。

・実際面での活用が可能になるようなプログラム例を多く取り上げた。
 センサなどによる信号の入力の仕方や、モータやLCD(液晶表示器)などの
 制御の仕方、またそのためのプログラムの書き方を分りやすく解説しました。

・サンプルプログラムは、各種PICマイコンになじめるように配慮した。
 まずは最も代表的なPICマイコン16F84Aが使えるようになることが基本ですが、
 他にも必要に応じて色々な種類のPICマイコンが用意されているので、サンプル
 プログラムでは、色々なPICマイコンを使いこなせるようになるを目差して、あえて
 各種PICマイコンを取り上げています。

・製作例では写真をふんだんに掲げ、手順を詳しく解説した。
 マイコン制御で障害を避けながら自立走行する六足歩行ロボットの製作例を
 取り上げましたが、製作手順を写真で詳細に解説したので誰でも間違いなく
 組み立てることができます。そしてこの製作例を通して、マイコンの活用法に
 関して一段と理解を深めることができます。

・多くの有用な資料を付録に入れた。
 PICマイコンを活用する際に役立つデータを、できるだけ多く付録に掲載しまし
 た。これらのデータを使えるようになることこそ、上達の第一歩となります。

                                   

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