PICを基板(例えば実験用ボード)に実装したまま、プログラムを書き込んだり読み出したりできる回路
(いわゆる「インサーキットプログラミング」)
新たに18PのICソケットを用意して、下図のように配線します。RUN/PGMスライドスイッチのPGM側を
プルダウンしている10kの抵抗は、プログラムの書き込みが終わった際にスタートしないように入れて
あります。RUNにすると、スタートします。
<手順>
・ICソケットをAKI−PICプログラマーの所定の場所に装着する。
・電源(5V)を入れる。
・スライドスイッチを<PGM>の側にする。
・通常の仕方でプログラムを書き込む(読み出すことも可能)。
・書き込みが終了したら、スライドスイッチを<RUN>にすれば、動作を開始する。
(このときICソケットはプログラマーに装着したままでかまわない)
・RB6、RB7は他の回路(例えば、LEDが点灯する回路等)がつながっていても差し支えない
場合もあるが、電流が流れやすい回路の場合は不可。
・RESET用のプッシュスイッチは不要ならば付けなくてもかまわない。
・18P以外の8P、28P、40PのPICでも同様のやり方で行うことができる。ただし、その
場合は、それぞれ、RB6(PGC、ICSPCLK)、RB7(PGD、ICSPDAT)に相当するピンを
確認すること。
なお、AKI−PICプログラマーは、上で説明したインサーキットプログラミングは推奨していません。
行う場合は、各自の責任においてなさってください。不都合が生じても当方としては責任を負いかねます。