「わかるPICマイコン制御」
・・・・・誠文堂新光社 ・ 遠藤敏夫著

<目次>

§1 PICマイコンとその活用法
 PICマイコンの特徴、種類そして、本書で扱う「16F84」の活用法について解説。
さらに電子部品を安く手に入れられる秋葉原の「秋月電子」という店を紹介。


§2 キットの組み立て
 マイコンのROMにプログラムを書き込む「AKI−PICプログラマー」の組み立て、
パソコンとの接続の仕方を詳しく解説。初心者にはハンダ付けの要領も解説。


§3 パソコンでの準備
 プログラムを書くためのアセンブラ、§2のプログラマー(ROMライタ)を制御するた
めのソフトなどをわかりやすく解説。また、パソコンへのインストールの仕方も解説。


§4 プログラミングの第一歩
 アセンブラに限らず、とにかく初めてプログラムを書く人を対象に、一語一語、一
行一行その意味と書き方を懇切丁寧に解説。またシミュレータの使い方も解説。


§5 実験用ボードの製作
 マイコンの動作確認のために、実験用ボードを製作。マイコンに書き込んだプロ
グラム通りに動作することを、実験用ボードで確認するという感動の瞬間を迎える。


§6 プログラミングに慣れる
 実験用ボード上のLED(発光ダイオード)をいろいろ点灯させることで少しずつプ
ログラミングの腕を磨いていく。信号機のプログラムも簡単に書けるようになる。


§7 プログラムで数値を扱う
 マイコンが本来もっとも得意とする数の演算、そしてプログラムには欠かせない変
数や定数の扱い方を説明する。ANDやORなど論理的な演算についてもふれる。


§8 プログラムにデータを書き込む
 プログラムにあらかじめデータを書き込み、それを必要に応じて使う。これはプロ
グラミングにおいて頻繁に用いられる手法。しゃれたイルミネーションも作れる。


§9 入力待ちのプログラム
 スイッチによる入力に反応するプログラムの書き方を解説。また、入力待ちあるい
はあるプログラムを実行中に外部からの入力に反応するプログラムを紹介。


§10 電子工作に向けて
 マイコンをいろいろな工作物に活用するために、トランジスタやリレーのつなぎ方、
モータの回し方、そしてセンサからの信号に反応するプログラムの書き方を解説。


§11 電子工作の実際とヒント
 マイコンを実際に活用する例をいくつか示すことで、マイコン活用の可能性の一端
を紹介する。センサやモータの使い方を理解すればロボットを作ることも夢ではない。


§12 ちょっと進んだ話
 少々ハイレベルな内容になるが、正確な時間の追求、赤外線通信によるリモコン、
割り込みについて詳しく解説。


§13 実験用ねずみロボット
 市販の「かべつたいねずみ」を改造して、実験用ロボットを製作。このねずみロボッ
トを利用していくつかの実験的製作例を紹介。


付録#1 アップグレード版実験用ボード
 §5で製作した実験用ボードをアップグレード。マイコンのいろいろな活用の仕方を
探る実験を可能とした。


付録#2 アセンブラ・ユーザーズマニュアル(一部抜粋)
 PICマイコン本来のアセンブラ(35個の命令)とは別に、秋月電子が開発した使いや
すいアセンブラ(「AKI−PICプログラマー」用)を掲載、手軽に参照できる。


                                                                                       

 

 

inserted by FC2 system