「PA.EXE」をWindows2000、XPで活用するには

 書籍「わかるPICマイコン制御」、「わかるPICマイコン製作集」で用いている
アセンブラ「PA.EXE」はMS-DOSで動くファイルです。パソコンのOSがWindowsMe
以前のものの場合は「MS-DOSプロンプト」(アクセサリの中にある)、いわゆる
「DOS窓」を開いて、その中で本書の説明に従って行ってください。この「DOS窓」
では、プログラムを編集するのにエディタ(文書作成ソフト)が使えます。「EDIT」で
エンターすると起動します。

 OSがWindows2000、XP以降の場合は「コマンドプロンプト」を開いて、同様に行ってください。
ただし、ここには「EDIT」がありません。プログラムの編集には「メモ帳」を使うと良いで
しょう。この場合は次の二点に注意してください。
・「マイコンピュータ」 の「ツール」→「フォルダオプション」の「表示」で、「登録されている
ファイルの拡張子は表示しない」のチェックを消す
・「メモ帳」での「ファイルオープン」や「名前を付けて保存」では「ファイルの種類」を
「すべてのファイル」にし、プログラムは「*.asm」のように、拡張子を必ず .asmにして
ください。

 なお、PIC-プログラマーを操作するのは、DOSの中で「PICW.EXE」を用いる方法と、
Windows版を用いる方法とがあります。下にWindows版を用いる場合の一連の流れを
紹介します。

<PICマイコン開発の一連の流れ>(OSがWindows2000、XP以降の場合)
@「メモ帳」、「コマンドプロンプト」、「PIC Programmer」の三つを起動し、アイコン化する
A「コマンドプロンプト」の中でPICを開発するフォルダに移動(本書参照)
B「メモ帳」でプログラムを作成・修正したら、ファイル名を「○○.asm」(拡張子を必ず
  asmとする)として、Aのフォルダに保存
CAのフォルダで「PA  ○○」としてアセンブル
<必要に応じてB、Cを繰り返す>
D「PIC Programmer」で書き込む      

少々分かり難い話です。もしも分からない場合は、「質問コーナー」よりお問い合わせ
下さい

                                       

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